講師はキャンプを総合的に捉えビジネスを展開する山井 太 （やまい　とおる＝株式会社スノーピーク 代表取締役 会長兼社長執行役員)氏です。1959年新潟県三条市生まれ。明治大学商学部卒業後、外資系商社勤務を経て86年、父が創業した現在のスノーピークに入社。アウトドア用品の開発に着手し、オートキャンプのブランドを築く。毎年30～60泊をキャンプで過ごすアウトドア愛好家であり、徹底的にユーザーの立場に立った革新的なプロダクツやサービスを提供し続けている。2014年12月、東証マザーズに上場、15年12月東証一部に市場変更。著書に、スノーピーク『「好きなことだけ!」を仕事にする経営』(日経BP)、スノーピーク『「楽しいまま!」成長を続ける経営』(日経BP)。

【講演内容】

講演テーマは＜スノーピーク「好きなことだけ!」を仕事にする経営＞で、会場参加のお申込者は232人、オンデマンド配信のお申込者は361人で、大変、人気の高い講座となりました。ご講演の主な内容は以下の通りです。

• キャンプは人間性の回復。身体のリズムが動く、友人・絆を深める。
• キャンプ人口　日本は約8%、アメリカは60%、中国で人気拡大。
• グローバル化でニョーヨーク、ポートランド、北京、上海などに進出。
• ギアからハイエンドキャンプ場の造営、デザインプラットホームの創造。
• 三条、十勝、仁淀川、白馬、赤城公園　ハイエンドをキチット行う。
• 「衣・食・動・遊」、人生に野遊びを、地方創成、ウェルビーイング。
• 全社員はキャンパー、スノーピークWAY。

（大学支援委員会伊原敏雄委員長＝1974年法学部卒）

明治大学社会連携事務室からご丁寧なレポートをいただきました。

リバティアカデミーは、1月21日、駿河台キャンパスアカデミーホールにおいて、明治大学連合駿台会寄付講座を開催しました。

連合駿台会は、本学の校友会組織の一つで、2017年より年間２回、リバティアカデミーでの寄付講座を開設いただいております。

今回は、本学の卒業生で、株式会社スノーピーク 代表取締役 会長兼社長執行役員を務める山井 太氏を講師にお招きし、「スノーピーク『好きなことだけ!』を仕事にする経営」をテーマにご講演いただきました。

アウトドア用品の開発・製造・販売だけではなく、自然の中で行う衣食住働遊に関するさまざまなサービスを提供する同社の理念や、地方創生に関する取組みが紹介された後、会場からの質疑応答が行われました。

本講座には、オンデマンドでの後日視聴を含め約６００人が参加。受講生からは以下の感想が寄せられました。

【受講生の声（一部）】

• ◯ 事業のターゲットや詳しい取り組みを聞き、会社の内側について知ることができました。好きなことを軸に仕事をする夢をもちました。（高校生）
• ◯ キャンプは遊びだと思っていたけれど、地域創生にもつながる力のあるビジネスだと感じました。
• ◯ 自分が何をしたいのか、どういう軸で仕事をしたいのか、考えるきっかけになりました。
• ◯ 自社利益だけでなく、キャンプを通じた人間性の向上、コミュニティーの拡大など、他の部分も大切にしている会社の姿勢が素晴らしいと感じました。

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＜連合駿台会寄付講座につきまして＞

明治大学のOB会・校友会組織の1つである「連合駿台会」は、政界、経済界、学界、法曹界などあらゆる分野で堅実に実績を重ねるOBが結束し、相互に繁栄を図ると同時に、明治大学の目指すトップ・スクールへの歩みを支援することを目的として活動しています。最近の実施例は以下の通りです。